木梨憲武展(京都文化博物館)
趣のあるレンガの建物
京都文化博物館で行われていた
木梨憲武展に行って来ました。
*こちらは旧日本銀行京都支店だったんですね…
とんねるずの木梨憲武さん
TV番組でも画才を発揮していたの
は知っていましたが
ここまで本格的に取り組んでいるとは
知りませんでした。
2014年~16年にかけて全国8か所でスタート
2015年にはニューヨークで初個展
2018年にはロンドンでの個展
今回は2018年大阪からの
2度目の全国美術館ツアーだそうですが
正直・圧倒されました!
その感覚的で多彩な発想は子供の様に自由で
思いつくままに片っ端から
チャレンジしているように感じました。
またその作品数と種類も驚きでした
作品は絵画・ドローイング・映像・オブジェ
などなど…
TVの仕事でさぞかし多忙かと思いますが
その中でどうやってこれだけの
創作時間を捻出しているのか…
パンフレットには
木梨憲武らしい自由な発想と表現方法で
観る人を幸せにする展覧会です
とありましたが、作品を観ていると
思わず笑みがこぼれるような
楽しく幸せになれる展覧会でした。
創作現場を見ているわけではありませんが
本当に楽しみながら創ってるな という感じが
作品ににじみ出ています。
また各会場での展示方法も木梨さん自ら
その会場の雰囲気に合わせて
展示方法を決めているそうです。
Reachi out
<POST CARDより>
「手」をモチーフヌした様々な作品で
繋がりや助け合いをメッセージしています。
絵画はもちろん
絵にいろいろな手の形をした木片を貼り合わせた
立体絵画やガラスを使ったオブジェもありました。
沢山のガラスのオブジェは良かったですね
Flower
<POST CARDより>
花をイメージした様々な作品
絵画がメインだったと記憶してますが
こちらも色々な表現にトライしていました。
たしかバラを描いた作品で
描き方/表現を変えて3~4種類
展開していたのが印象的でした。
Ouchi
<POST CARDより>
おうち… 四角い窓をモチーフに
こちらも絵画や絵画と木板を組み合わせた
立体絵画で展示
上のイメージは家のところだけ木片で
ちょっとだけ立体表現されています。
紺色にオレンジのアクセントが
とても印象的で美しい作品でした。
感謝
<POST CARDより>
タイトルそのままに
感謝の気持ちが伝わる華やかな作品です!
セーヌ川
<POST CARDより>
これはたしか
とんねるずのTV番組で描かれたものだと
記憶しています。
この圧倒的なスケール感の絵を
下書き無しで端の方からいきなり詳細に
サインペンで描きこんでいく様子が
とても印象的で記憶に残っています。
彩色した作品も展示してましたね。
会場ではスマホのアプリを使った
AR(拡張現実)をつかった
展示・仕組みなども取り入れられ
木梨さんが来場者に
いかにこの展覧会を楽しんでもらえるか?
を考え工夫されてることが伺えました。
元気を貰いたい方 おススメです!