2018年度彫紙アート展

 

2014年・2015年・2016年と

東京/大阪2拠点開催でしたが

2017年度は東京のみに

(関西は有志で開催)

2018年度は大阪と

東京-大阪 交互開催で行う事になりました。

 

大阪府立江之子島文化芸術創造センター

今年も設営日ギリギリまでの作業となりましたが

何とか間に合いました。

 

毎年設営作業の時に入賞常連組をはじめとした

皆さんの新作を見るのが楽しみなんです。

今年も力作が揃っているようです!

 

 

会場は市内中心部から少し離れてる事もあり

展示スペースも広く、ゆったりと展示出来

また別部屋に小作品の販売コーナーも設けたり

展示エリアには林先生の下絵(スケッチ)も

展示されるなど展示会も年々充実して来てます。

 

 

また出展者数も増え・それぞれの方が

自分の表現スタイルを試行錯誤し

毎年毎年新しい取組をしていたり

作品のスタイルというかテーマも

多様化して来ているのが良く分かります。

 

 

そんな中でも私が注目しているメンバーは

やはり素晴らしい作品を出展されてました。

 

今年は林先生のキリンをモチーフにした作品も

モダン&ポップな表現で大変魅力的でした!

 

S先生は今までとはイメージの異なる

モノトーンのフォトリアルな作品。

アメリカニューヨークでしょうか

都会の街並みをクールに

繊細な描写で表現され圧巻でした。

それでいて枚数は8~10枚ほどでの作成

とのことで尚ビックリでした。

出来るだけ少ない枚数で

どこまでフォトリアルな表現が出来るか?

を試してみたとの事。

昨年の作品も色合いが綺麗で素敵でしたが

今回のはまた違った魅力がありますね。

 

常連入選者のMさんの100枚以上使った

迫力のある超立体鳥シリーズ「オジロワシ」や

同じく常連入選者Kさんの超リアル&繊細

飛行機シリーズ「Rentan Jet」

 

同じく超リアル フルーツ・スイーツシリーズの

Y~さんの「甘いマスクメロンにメロメロ」

 

色々な作風をお持ちの Eさんの「イケにゃん」

 

Kさんの「山葵」

 

個性的なタッチのイラストを描く

Tさんの迫力ドアップフクロウ「我に問う~」

 

個性派Mさんの「深淵」

 

カット断面の美しさNo1  Tさんの「Happiness]

 

Eさんの「永平寺 山門」

 

などやはり入賞作品はそれぞれ印象的でした。

 

私もこの度、久しぶりに

入賞とオリオン賞を頂くことが出来ました。

またこの作品は翌年の2019年度青枢展という

はじめての会員展以外の出展でしたが

小品部門の優秀賞を頂き

自作品の方向性が見えてきた様な気がしてます。

 

<< 販売コーナー >>

 

最終日の会場方付け・作品搬送の後は

恒例の親睦パーティーです。

東京や九州など遠方から参加の方々も含め

作品創りや彫紙アートについての語らいは

毎年の1番の楽しみです。

私もここ数年は

全力投球し切れなかった作品での参加でしたが

今年は最終的な出来はともあれ

全力出し切った作品を出展出来ましたので

やり切った感はありました。

 

しかし改めて見てみると

まだまだ改良の余地はありますし

もっと繊細で丁寧な作品創りを

目指して行きたいと感じました。

 

また来年更なるレベルアップを目指し

頑張ります!!

 

 

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