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鈴木英人の世界展 阪急梅田本店

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鈴木英人の世界展 阪急梅田本店

2022年5月

阪急梅田店で行われていた

「鈴木英人の世界展」に行ってきました。

 

この日は、2022年4月25日で

39年勤めたS社を定年退職した私の「退職祝い」で

家族で外食に行く日でした。

 

英人さんの展示会といえば

関西では天保山マーケットプレース内の

天保山ギャラリーが定番ですが

百貨店での展示は今回が初めてです。

 

 

 

9階のアートステージで開かれていたこの展示販売会は

昔のシルクスクリーンの作品から

最近のEMグラフ(高級デジタルプリント?)まで

どちらかというと新作のEMグラフの作品が多めでした。

色彩はやはりシルクスクリーンの色が鮮やかですが

最近のグラデーションを用いたEMグラフの作品も

それはそれで良さがあると思います。

ただ鈴木英人らしさは若干弱まりますが…。

 

EMグラフの作品はお値段もお手ごろになるのは

メリットかも…

私でも頑張れば買えそうなお値段です。

 

アート作品を飾れるような家に住みたいものですね。

 

 

今回の展示・販売会では

パントーンを使っていた初期の作品の原画の展示もありました。

 

初期の作品は「FMステーション」などの雑誌の表紙に使われた

イラストレーションだった為、時間も限られていた(と想像できる)ため

シオンプルな図柄が多いのですが

それでも当時、単色の組み合わせで表現されたこの手法は

とても斬新で、一大ブームを巻き起こしました。

 

1つの図柄にパントーンを当て

1つ1つ切り抜いて絵を創るという表現手法自体が

気が遠くなるような作業であることが想像され

とても信じがたい技術でしたね。

今回、その原画が見られたのはラッキーでした。

 

 

鈴木英人さんも、もう結構なお年だと思いますが

未だに新しい表現手法を模索し作品を創り続けている姿勢は

流石だと思います。

 

これからも新しい作品を見せて頂きたいです。

 

ちなみに私は少し前の南国リゾートを描いた

海と光と影をモチーフにした作品が好きなんですが

最近ポツポツと出てきた日本の風景作品もとても好きで

これから出てくる斬新な日本の風景にも期待しています。

 

 

 

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