第3位 ノーマン・ロックウェルさん
古き良きアメリカ…
アメリカ人のだれもが あ~そうそう
あるあると思える日常の一コマをユーモア
たっぷりに表現された絵
それがノーマン・ロックウェルの絵です。
子供の頃、だれもが思い当たるあんなシーン
青春真っただ中のティーンエージャーが
誰もが経験したこんなシーン
20代の頃… パートナーと結婚する時…
はじめての子供が生まれたとき…
夫婦生活の中で…
故郷の街中で
こんな光景見たことあるよな~というシーン
老若男女みんなが思い当たるワンシーンが
ちゃめっけたっぷりに表現されており
まるで、自分の人生のアルバムを
1枚1枚めくっているような
そんな、なつかしさを覚えます。
そして時には社会問題をさりげなく
風刺し、問題提議していたり…
この人の絵を見ていると
何か気持ちが暖かく、幸せな気持ちになります。
ノーマン・ロックウェルはニューヨーク生まれ。
美術学校卒業後 米)ボーイスカート協会の雑誌
からイラストレーションの仕事をはじめ
その後 1916年~1963年に渡り
「サタデー・イブニング・ポスト」という
アメリカ中間層に人気のあった雑誌の表紙を
飾っていました。ロックウェルは
アメリカ田舎街の庶民生活の中から
暖かい人間模様を表現した作家ですが
彼自身は大都市の裕福な家庭に生まれ
両親に対し親愛の情が薄かったそうです。
幼少のころから自分が求めていたモノー
コンプレックスを埋める為に絵を
描き続けていたのかもしれませんね。