林 先生のスペシャルクラスに参加した時に
購入した下絵の中から「白木蓮」を彫りました。
構成も色もシンプルで、まるで
春の青空をバックに真っ白い木蓮の花が
浮き立って見えてるような下絵です。
ある意味彫紙アートらしい
林先生の植物系をリアルに彫る手法として
完成されたスタイルです。
A4サイズの20枚構成ですので
それほど難しくはないと思いますが
花のカットラインと断面を美しく…
あと枝のラインが微妙に細かな凹凸があり
これを同じラインで19枚彫るところが
ポイントになりそうです。
それと花びらの1部が貼りになっています。
大きなレイヤーは3つ
① 花(2~15)‥結構あります
② つぼみ(16~18)
③ 枝(19~20)
上級コース用の下絵は番号のみ振ってあり
(振ってないものもありますが…)
色は色見本を見ながら自分で決めていきます。
この下絵も結構A4サイズいっぱいに
レイアウトされているので
泰山木の時と同様に
作業を左右に分け最初に右側を仕上げ
次にホチキスのとめ変えを行い(左>右)
左側を仕上げて完成です。
いざ始めてみるとやはり枝の部分の
細かな凹凸を同じ形で18枚彫る作業は
結構骨が折れました。
というか後でかなり修正を加えました…
花の部分はそれほど難しくはなかったですが
花びらの頂点のところを
小さな円でクルッとカットすると
花全体が優しく見えます。
細かいところですが
こういうところを手を抜かずに
きちっと彫ることが重要です。
所要時間は
1日1~2時間程度で1週間くらいでしょうか。
それなりには彫れましたが
やはり枝のラインの様な細かな凹凸を
10~20枚同じラインで彫る
という処はまだまだ修行が足りない様です。
他のスペシャルコースの下絵も
順次彫って行きます!!