彫紙アート展3年目の出展へ向けて
そろそろテーマを考える時期になりました。
作品展の下絵創りは本当に悩みどころです。
上級インストラクター講座を終了し
教室を開ける資格を得たとはいえ、それは
「彫る技術」の基本をマスターしたということで
自分でオリジナルの作品を創れる…
というのはまた別の話です。
・何をテーマにしたら良いのか?
・自分は何を表現したいのか?
・どうやって素材をみつけたらいいのか?
・自分らしさって何だろう?
出展経験のある方なら皆さん思い当たるのでは
無いでしょうか?
私の場合は前の記事にも書きましたが
鈴木英人さんや三好和義さんのRAKUENの様な
① 非日常の風景で…
② 自分の部屋に飾りたいと思える…
③ 作品を眺めていると気持ちが安らぎ
束の間のリゾート気分が味わえる様な…。
④ そんな風景を、彫紙アートの手法を用いて
立体的な奥行き感を感じる世界を表現する事。
を目標にしています。
1回目はとりあえず思うがままにトライし
雰囲気だけは何とか目指していたイメージに
近づけられましたが…
2回目では同じ方向性で、作品の描画の完成度
を上げに行ったつもりが見事に空回りし
気合十分で取り組んだにも関わらず
結果的に満足いくものになりませんでした…。
また、そもそもリゾートの写真を
自分は持っていないし、取材に行くのも難しい
webのイメージを組み合わせて自分のイメージに
合わせていくやり方にも限界を感じ始めていて
次のテーマの方向性を決めかねていました。
ただ1回目・2回目の作品創りを通じて感じたのが
風景描写をする際、海の表現と樹々や植物の表現
この2点を彫紙アートに落とし込む際
写真をベースに下絵を創るにしても
相当のアレンジ力がいるなという事です。
ですのでまずこの2つの表現を別々に
海(水)のみの表現をまとめたもの と
樹々や植物のみの表現をまとめたものを練習で
創ってみることにしました。
作品展まで時間も無くなって来たので
今回は、以前赤目四十八滝に行った時に撮った
清流の写真をベースに水の表現のみで作品を創り
今年はそれを出展する事にしました。
水面だけの描写作品なので絵のインパクトは
若干弱くなるかもしれませんが
その時はそれしか思いつきませんでした。
とにかく、1度やってみることにします!