体験クラスは、材料代¥1,500を支払えば
2時間(1コマ)のレッスンを通じて
簡単な作品を1点創らせてもらえるとの事。
(創った作品はお持ち帰り)
材料と道具は全て教室の方で準備してくれるそう
なので私は手ぶらで教室に行くだけ… でした。
彫紙アート大阪の教室は
御堂筋線 心斎橋駅から徒歩3分ほどのビルにあり
この教室の運営者で講師でもある妹尾先生が
素晴らしい笑顔で迎えてくれました。
*注)2021年現在は心斎橋の教室は閉校し
妹尾先生は東京の「K's ART」で講師をされ
大阪は同じく心斎橋校で講師をされていた
竹内先生が、淀屋橋の中央公会堂で
「ATELIER I-CHE」を開いています。
教室は作業スペースが18畳ほどの
こじんまりとした空間でしたが
白を基調とした清潔感のある部屋に4人掛けの
テーブルが3脚ほどと、奥には大きめの観葉植物
が置かれ、ゆったりとしたボサノバが流れる
とても心地よい空間が演出されていました。
「この教室で作業をされる生徒さんに
2時間のレッスンの間・普段の生活を離れて
非日常の時間をリラックスした気持ちで
ゆっくりとまた集中して過ごしてもらう」
といった教室を運営されている妹尾先生の想いが
表れていました。
また壁には妹尾先生の彫紙アート作品がいくつも飾られ
きっとここに通っている生徒さんがこの作品を見て
何時かはこんな作品を彫れるようになりたいな
と思いながら自分の作品つくりに取組んでるんだろうな
と感じました。
まず最初に、先生から 彫紙アートとは
師匠の林 敬三先生が考案された〇%&▼@$~…
と、彫紙アートの特徴と魅力について
滔々と説明をされ…
主にタンㇳ紙やNTラシャ紙といた比較的厚手の
色紙を5枚以上重ね、一番表に重ねた下絵から
アートナイフと言うとても先が尖ったナイフで
1枚1枚切り抜いて作成するアートなんです!
しかもこのタンㇳ紙・NTラシャ紙は色数も豊富
で且つ高品質で、日本の製紙メーカーだからこそ
出来る匠の技に支えられており~
日本でしか自由に手に入らず、したがって
日本でしか出来ないアートなんですよ~!!!
といったようなレクチャーを受けました。
妹尾先生、とっても
彫紙アート ”LOVE" なんだな~
という感じがヒシヒシと伝わって来るのでした。
15分ほどレクチャーを受けた後は
いよいよ実技編です。
アートナイフの基本的な使い方を教えて頂き
まずはカットの練習。
紙に対し刃を垂直に保ち力を抜いて真直ぐ引く。
曲線はナイフの刃を固定し紙の方を動かしながら
ラインに沿って切り込みを入れていく…。
直線と曲線のカット練習を
15分ほどやったでしょうか。
仕事がらカッターナイフは使い慣れてるので
扱いには多少の自信があったのですが
このアートナイフという
先端が鋭角に尖ったナイフを使うのは初めてです。
ちょっと力を入れると先端がペキッと折れそうな
とても繊細な感じで刃先を紙に入れるのが
ものすごく慎重になりました。
そしていよいよ本番へ。
体験クラス用の下絵はハガキサイズの
シンプルなチューリップ。
TANT紙6枚で構成されたものです。
下絵を見ながら6枚の色を選択し重ね
いよいよカットに…
彫紙アートの基本は一番深いところから
6枚目の色を出すために同じラインで
5枚を切り抜いていきます。
先ほど受けたレクチャー通りに
刃を垂直に保ちながら1本1本
切り込みを入れていきますが…
これが意外と難しい!
ちょっと力を入れすぎたり
無理に曲げようとすると
ペキッと刃先が0.5mm位欠けてしまうんです。
どうも若干力が入りすぎてる模様。
しかしこの繊細な刃で
1枚1枚紙を切り抜いていく作業は
なかなか大変なんですが、切り抜いたときに
妙~な達成感というか快感があるんです…
か・い・か・ん です。
そして深いところから彫っていくので
作業が進むほど段々浅くなり
切り抜く枚数が少なくなるため
作業が加速していきます!!
あと4枚… 3枚… 2枚… 1枚…
黙々と切り抜くこと1時間ほどでしょうか?
~できた~!!!!!!!!!
私のはじめての彫紙アート作品はコレです!!
先生にフォトフレームに入れてもらい完成です。
こんな小さな6枚ほどの作品ですが
1時間ほど 超集中…
終わった時は ドッ と疲れが出ました。
妹尾先生からは
「初めてにしてはきれいに彫れてますよ~」
と褒めて頂きましたが
よくよく見るとかなり「雑」です…。
ま、はじめてだからこんなもんか‥‥
彫紙アート なかなか楽しいじゃないの。
コレ やってみようかな?
と、考えふけっている間もなく
先生から入会する場合の講座の説明が。
彫紙アートの講座には大きく2つありまして~
① ゆっくりマイペースで進められる
「一般クラス」1コマ(2時間)
¥2500~¥3000
その都度下絵と紙を購入し進めるコース。
② もう1つが 「認定講座」
・彫紙アート2級(2Hx6回 教料費+受講料)
¥45,000+認定料¥10,000
・彫紙アート1級(2Hx6回 教料費+受講料)
¥45,000+認定料¥10,000
・彫紙アートベーシックインストラクター
(2Hx6回 教料費+受講料)
¥45,000+認定料¥30,000
2級取得で下絵デザイナーの資格がとれ
(自分の下絵を彫紙アート協会内で販売可能)
ベーシックインストラクター取得で
アシスタントや自分のクラスを持つことも可能
(2級・1級・ベーシックインストラクターまで)
3講座一括だと¥185,000 が¥145,800に、
さらに体験クラス受講後1週間以内に申し込むと
¥8000 割引の ¥137,000になります!
認定講座は
彫紙アートの基礎スキルが効率的に学べるので
こちらをおススメしています!!!!
ベーシックインストラクター終了後は
・上級インストラクター養成講座というのがあり
(2Hx12回 教料費+受講料)
¥87,480+認定料¥30,000
取得後は認定インストラクターとして
教室を運営することが可能です!!!
入会されるのでしたら~
1週間以内に連絡いただけると大変お得ですので
早めに連絡くださいね~!!!!
と、満面の笑みでクロージングかけられ~~~
結構するのね? と思いながらも
じゃあ、「認定講座」の3講座一括で!
と即答したのでした。。。
妹尾先生の底抜けに明るい笑顔にやられました。
*注)このブログでご紹介しているカリキュラム
2014年のもので現在は内容が変更されてます。
日本彫紙アート協会のHPでご確認ください。