私は「彫紙アート」という
週末に気分転換できる、仕事以外の「何か」
を見つけることが出来、ワクワクした週末を
過ごすことが出来るようになりました。
そしていよいよ「認定講座」のスタートです!
(2014年5月25日)
「アートスキル2級」の教材を受け取り
受講に関するオリエンテーションの後
レッスン内容の確認です…
教材にはアートナイフとカッターマットの他
この講座で作成する作品の
下絵と紙など4セット分入っていました。
この講座でのテーマは下記の4点です。
・メッセージカード
・エアフレッシャ―
・コースター
そして最後が
・Photo メッセージカード
曲線・直線・円形の切り抜きや
それぞれのラインをカットする場合の
刃の入れ方からカット手順など
ナイフの基本的な使い方を学びます。
はじめの3点はそれぞれ1コマ(2時間)
で完成させます。
私は週末の土曜か日曜に1~2コマとる
というペースで通ってましたので
毎週1~2テーマずつ仕上げていく感じです。
最初の3テーマは
ちょっと私の趣味に合わない作風なので
あまりモチベーションが上がることもなく
とにかくたんたんとこなして行きましたが…
ナイフの使い方にある程度馴れてきたら
いよいよ最後のテーマ
・Photo メッセージカード に入ります。
これは下絵のデザインも素晴らしく
「彫紙アート作品」という感じです!!
モチベーションが徐々に上がっていきます…
カットラインも複雑且つ繊細で
枚数も8枚と増えて、絵柄も複雑です。
この時は8枚でもかなり深く感じでいました。
特に下方の葉の部分は一番深く
細かいギザギザを同じラインで
6~7枚カットしていきます。
お~っ! これは初めてwebで
林 先生の作品を見た時のあの感じ!
何枚も重なった紙の層を
金型で打ち抜いた様な…
これぞ彫紙アート!
という表現手法ではないですか!
体験クラスから5コマ(10時間)目で
やっと「彫紙アート」を創ることが出来た~!
この作品自体は3コマ(3週間)で仕上げました。
入会後約1か月半で
「彫紙アートスキル2級」講座を終了しました。
体験クラスでの作品と比べてみても
かなりきれいに彫れるようになってきました!
実はこの作品
一度仕上げてからかなり修正を加えました。
彫紙アートの特徴でもあり、魅力の1つが
「何枚も重なった紙の層を
金型で打ち抜いた様な断面表現」
だと思っています。
これは他のどんなアート作品でも見たことがなく
厚めの紙を使っているからこそできる
彫紙アートならではの表現ですし
彫紙アートはよく「切り絵」と比較されますが
この厚み表現・断面表現のところが
一番の違いだと思っています。
修正の1つ目は、数枚の揃った断面を整える事。
同じラインに沿ってカットしているつもりでも
カット時に刃が垂直でなく傾いていると
0.3~0.5mmずれてしまうところが出てきます。
これは1つ1つはみ出た面を
再度カットし直していきます。
2つ目は、まだカットする時に力が入っている為
ナイフを深く切り込んだ際に刃先に対して厚みの
ある背の方が表の紙を押し上げ、カットラインの
淵が上に跳ね上がってしまうのです。
このころはまだ、同じラインでカットするところ
は出来れば2~3枚を1度でカットしてしまいたい
という気持ちがありましたので結果として
最後にこういう歪が出てきます…
結局は1枚1枚丁寧に慎重にカットしていった方が
早く、美しく彫れるという事ですね。
これも1つ1つ爪の甲で撫でて
跳ね上がりを抑えていきました…。
次は「彫紙アートスキル1級」講座です!
*この頃の講座プログラムは雑貨・小物のようなテーマがありました。
私個人としてはあまり興味がなく
やはり小さくてもアート作品を創りたいと思っていました。
そういった意味では現在の彫紙CLP:アートラーニングプログラムでは
最初の5級から林先生がデザインした下絵が用意され
小さなアート作品から徐々に大きく難しいアート作品が創れるよう
工夫されてますので以前より充実した内容になっていると思います。