岡本太郎展2022 大阪中之島美術館
2025年に開催予定の2回目の大阪万博を控えてか
新設された大阪中之島美術館で
岡本太郎展が開催されています。
2022年7月23日~10月2日
岡本太郎の作品(絵画・彫刻など)300点を展示
没後最大の大回顧展です!
岡本太郎パリ時代の作品~
想像の孤独 日本の文化を挑発する~
岡本太郎さんの作品(絵画)は
強烈な原色の色使いとやたら目玉が描かれていて
ものすごいパワーとエネルギーを感じるが…
正直よくわかりません…(^^;;
自分の内側から湧き出てくるエネルギーを
そのままアウトプットし続けた!
という感じでしょうか。
表現活動が多岐にわたることから
「何が本職なのか?」
と問われることも多かった太郎氏の答えは
人間—全存在として猛烈に生きる人間 でした。
未知なるものへの不安・恐れに常に果敢に孤独に
切り込んでいった彼の表現活動は小さな枠にとら
われることなく世界に対して「己全体を賭ける」
ことであり人間としての根源的な営みの豊かさを
人々に喚起する試みであったといえるでしょう。
(岡本太郎展パンフレットより)
大衆の中の芸術~
<光る彫刻><座ることを拒否する椅子>
<河童><赤い手><青い手>
<縄文人><樹霊Ⅱ>
<こどもの樹>渋谷こどもの城モニュメント
奥 <飛行船>
<夢の鳥 ティーセット>
<こいのぼり>
<雪の…女神像>
1979年・札幌雪祭りで創られた作品
<若い太陽の塔>
二つの太陽~太陽の塔と明日の神話
<太陽の塔>
太陽は人間性名の根源だ。
惜しみなく光と熱をふりそそぐこの神聖な核。
われわれは猛烈な祭りによって太陽と交歓し
その燃えるエネルギーにこたえる。
黄金の顔 … 未来
太陽の顔 … 現在
黒い太陽 … 過去
<明日の神話>
1968年メキシコオリンピック開催に伴い
メキシコシティに建築中だったホテルの為に
製作された作品
岡本太郎は作品の意図について
「原爆が爆発し世界は混乱するが人間はその災いと
運命を乗り越え、未来を切り開いて行く―
といった気持ちを表現した」と
中国新聞のインタビューに答えています。
2008年10月から渋谷駅連絡通路に永久設置
<午後の日> 太郎氏のお墓にも使用
個人的に岡本太郎さんの彫刻作品には
いくつか好きな作品があります。
太陽の塔とこの「午後の日」がベスト2ですが
「こいのぼり」や「飛行船」も
斬新なデザインで面白いと思いますし
今回の展示で知った「雪の…女神像」も
「午後の日」に通じる
ほっこり感があっていいですね!
ミュージアムショップ
今回の岡本太郎展では作家の書籍はもちろん
海洋堂のフィギュアも沢山販売されており
2フロアーに分けてかなりのスペースが割かれていました。
海洋堂のフィギュア必見です!
開館日時場所
大阪中之島美術館 4階展示室
2022年7月23(土)~10月2日(日)
月曜日は休館日(9月19日を除く)
10:00~18:00(入館は17:30まで)
※30分ごとに入場制限がされていますので
前売りチケットを購入しておくとスムースです。
観覧料
一般 ¥1,800
大学・高校生 ¥1,400
住所・TEL
〒530-0005大阪市北区中之島4-3-1
問い合わせ
06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
アクセス
電車>
京阪 中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分
Osaka Metro 四つ橋線 肥後橋駅(4番出口)より西へ徒歩約10分
JR 大阪環状線 福島駅/東西線 新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分
阪神 福島駅より南へ徒歩約10分
バス>
大阪シティバス JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約2分
*お帰りのJR大阪駅方面最寄バス停は「渡辺橋」になります。
駐車場
有料駐車場あり(72台)
15分 ¥200(1時間 ¥800)
12時間毎最大 ¥1600
※駐車スペースはあまり広くありません。
車で行かれる場合は早め(平日午前中)に行かれることをおススメします。