久保 修 切絵ミュージアム
豊中市にある久保 修さんの
切絵ミュージアムに行ってきました。
関西のアーティストらしく
京都・奈良の名所(風景)をモチーフにした作品
をはじめ日本の伝統的な風景や食材・季節の催事
などを題材にした作品が数多く展示されています。
ミュージアム内には90cmx10mに及ぶ大作
日本の四季を、旬の食材や風物詩で表現した
「切り絵で描く七十二候」など
見ごたえのある作品も展示されていました。
ギャラリーの奥には
久保 修氏の創作活動を紹介するDVDが
TVモニターでループ再生されており
ソファーに座りながら
久保氏が作品を創り上げる過程を
観ることが出来ます。
久保さんの作品は
最近の若手切り絵作家さんが表現する
極細ペンで描かれた手描きの絵を
切り絵で表現した様な超繊細なカット
というよりは
むしろしっかりと線が残る
木版画の様なイメージです。
勿論、繊細な表現が必要なところには
繊細な表現も取り入れられています。
黒の紙を切り抜いた絵柄に
裏から色を当てていくのですが
一つ一つの色は
絵の具を混ぜて創り出し
ブラシを使ったグラデーション表現なども加え
個性的な味わい深いものになっています。
大胆に簡略化された表現や
黒い線の使い方など
彫紙アートにも活かせるところがあるかも?
という事で書籍を1冊購入しました。
*以下「久保修 切り絵画家の半生」より
ミュージアムは写真の建物の奥の
ガレージ横から入り2Fになりますが
隣に「Kirie」というカフェと隣接しており
入館券で¥100割引きしてもらえます!
定休日
毎週火曜・第2/第4日曜
開館時間
10:30~16:00
入館料
一般:¥500
中高生:¥200
住所・TEL
大阪府豊中市岡上の町1丁目4番20号
ゆうみビル2F
06-6855-0263
アクセス
阪急豊中駅 南改札1番出口より徒歩5分