私が初めて「彫紙アート」を知ったのは
2014年の4月ころでした。
仕事に追われる毎日を過ごしている中
週末に気分転換できる仕事以外の「何か」
が欲しかったのです。
私は関西の大手家電メーカーで
家電製品のデザイン(プロダクトデザイン)
の仕事をしているのですが
仕事自体は好きでで選んだ仕事ですし
なんの不満もなくむしろやりがいを感じているのですが
多くの会社員の方がそうであるように
毎日が家と会社の往復の繰り返しで
ややもすると会社の価値観が全て
などという事になりがちな中
会社とは別の人間関係を作りたい
または仕事以外に打ち込めて
さらにはその事が逆に仕事に良い影響を与えるような
生涯をかけて打ち込める趣味が欲しいと
思うようになりました。
30代~40代にかけては
週末の土曜日は自分のスキルアップの為の
社外講習やスクールなどに通い
会社以外での人脈つくりなどもしてましたが
ちょうどこの頃
私も会社ではマネージャーとなり
自ら商品のデザインを手がけなくなった事もあり
何の制約もない中で
思いっきり自分の納得の行くまで行える
創作活動がしたくなったのです。
昔から絵を描いたりモノを作ったりすることが
好きで子供の頃は 暇さえあれば鉛筆画を描いたり
プラモデルや工作などして遊んでました。
大人になっても、水彩画やイラストレーション
ペーパーアートなどに興味がありましたので
色々な作家さんの作品をリサーチしたりしていましたので
まずはその線で ググってみました。
するとするとその中に…
今まで見たことのないイラストレーションの様な
ペーパーアートの様な…
何とも興味深い画像が目に入って来たのです!
一見イラストレーションなんですが
よく見ると ”奥行き” がある様な
さらに拡大した写真を見ると
同じ形で何枚もの色紙がカットされた
断面が見えるではありませんか!
これは「彫紙アート」という
林 敬三先生の作品だと知りました。
カラーを諧調で表現し、立体感のある作風と
幾重にも重ねた紙を金型で打ち抜いた様な
見事な紙の断面に心を奪われました!!
これは一体どうやって創られてるのだろう?
手作業で切り抜かれてるのだろうか?
こんなことが本当に出来るのだろうか?
次々と沸いてくる疑問を抑えきれずに
さらに ググっていると…。
なんと大阪の心斎橋に教室があり、申し込めば
¥1,500 で体験できるとのこと!
これはやってみるしかないでしょう!!
という事で さっそく心斎橋の教室に連絡し
体験コースの予約をしたのでした…。