アンニュイの小部屋-アルフォンス・ミュシャと宇野亞喜良

 

1度行こうと思っていた

大阪・堺 アルフォンス・ミュシャ館に行ってきました。

一見ココ? と疑うような

マンションのエントランスの隣が入り口です。

(ベルマージュ堺 弐番館)

 

アンシュイの小部屋-アルフォンス・ミュシャと宇野亞喜良

2022/04/09(土)~2022/07/31(日)

 

■アルフォンス・ミュシャ(Alfons Maria Mucha)

1860年~1939年 チェコ出身のフランスで活躍した

画家・イラストレーター・グラフィックデザイナー。

 

アール・ヌーヴォ―を代表する芸術家であり

多くのポスター・装飾パネル・カレンダーを制作。

絵画よりイラスト・グラフィックデザインで有名で

優美な女性の姿と花や植物などを主とした装飾的な

モチーフの組み合わせで独特の世界観で有名です。

 

パリの舞台女優サラ・ベルナールの主演演劇

「ジスモンダ」のポスターをきっかけに

一躍有名になりました。

晩年は活動拠点を母国チェコに移し

祖国愛や人類愛を表現した作品を手掛けました。

 

こちらの 堺 アルフォンス・ミュシャ館では

ミュシャの初期から晩年までの作品を

年3回の企画展を通じて展示・紹介していますが

今回は2022年度 第1回目でテーマは「写真」

 

ミュシャ作品の裏側にある

写真を活用した創作活動にフォーカスした展示でした。

 

展示室のエントランスとエレベーター

 

作品展示室4F は撮影禁止ですが

3F はミュシャの創作活動や作品への取り組み方などを

レプリカと使って紹介しています。

※こちらは写真撮影OKです。

 

 

こちらのフロアではモデルの写真と

その写真をベースにアレンジされた最終作品を並べて展示し

創作活動の過程を見せる展示がされています。

 

微妙に修正された人物のラインや

後から追加された装飾表現により

ミュシャが表現したかった女性像と世界観を

感じることができます。

 

こうしてみると写真のモデルと作品に描かれてる女性像は

かなり異なっていることに気づきます。

 

 

こちらの横向きに立った女性と作品の女性も

かなりプロポーションが違いますね。

あくまでもデッザインのベースという感じでしょうか。

 

左の写真と左から2番目の作品のポーズ

この他に装飾柄・模様のモチーフ/検討サンプルも

展示されてました。

 

フロア全景

ミューシャ風作品創作チャレンジコーナー

 

プロジェクションを使って

あらかじめ用意されたイラストパーツを組み合わせ

オリジナル作品を創作する体験コーナー

 

 

最後は記念写真撮影コーナーです!

 

 

開館時間

アルフォンス・ミュシャ館

9:30~17:15(入館は16:30まで)

 

ギャラリー

9:30~19:00

 

休館日

月曜日(祝日の場合は開館)

祝休日の翌日(平日)

年末・年始

 

 

拝観料

一般 ¥510

高校・大学生 ¥310

小・中学生 ¥100

※堺市在住の65歳以上は無料

 

 

住所・TEL

〒590-0014

大阪府堺市堺区田出井町1-2-200  ベルマージュ堺弐番館 2F~4F

TEL:072-222-5533

 

 

アクセス

JR堺市駅から徒歩3分

高野線 堺東駅からバスで10分

南海本線 堺駅からバスで22分

 

 

駐車場

ベルマージュ堺駐車場

¥300/60分

ベルマージュ内店舗¥1000以上で割部あり

 

 

 

 

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